2026年のアジア・アジアパラ競技大会では岡崎市も競技会場になります。市内店舗が外国語ページを大量に作る前に、営業時間、場所、支払い、予約、食事制限など来店判断に必要な情報を整える方法を解説します。
大会前に必要なのは、豪華な外国語サイトだけではない
海外からの来訪者へ情報を届けたいと考えると、多言語サイトの新設から始めたくなります。しかし、営業時間、入口、支払い、予約の要否が分からなければ、文章を大量に翻訳しても来店判断にはつながりません。
まず、初めて岡崎を訪れる人が店へ着き、利用し、帰るまでに必要な情報を一ページへ整理します。
岡崎市では5競技が行われる
岡崎市は2026年のアジア競技大会でアーチェリー、バレーボール、野球、アジアパラ競技大会でパラアーチェリー、座位バレーボールの会場です。アジア競技大会は9月19日から10月4日、アジアパラ競技大会は10月18日から24日に開催予定です。
岡崎中央総合公園には観客用駐車場がなく、無料シャトルバスの利用が案内されています。店舗側も大会期間の交通や営業時間変更を公式情報で確認します。
最初に英語で整えたい情報
| 項目 | 載せる内容 |
|---|---|
| 店名・業種 | 何を提供する店か |
| 営業時間 | 最終受付、休業日、臨時変更 |
| 場所 | 住所、地図、最寄り停留所、入口写真 |
| 支払い | 現金、カード、コード決済 |
| 予約 | 必要か、方法、当日対応 |
| 飲食・サービス条件 | アレルギー、食事制限、年齢、所要時間 |
短く、数字と固有名詞を明確にする
機械翻訳へ長い日本語を渡すと、主語や条件が曖昧になりやすくなります。一文を短くし、日付、時刻、金額、駅名、商品名を明確にします。
「通常どおり」「場合によっては」のような表現には具体的な条件を加えます。翻訳後は、サービス内容を知る人と対象言語を確認できる人の両方で見直すのが理想です。
案内表示は英語を基本に、ピクトグラムも使う
観光庁は多言語の案内表示について、英語を基本とし、地域や施設の特性に応じて他言語を検討する考え方を示しています。店内ではトイレ、禁煙、支払い、Wi-Fi、出口などを短い表記とピクトグラムで補います。
翻訳を増やしすぎて読めなくなる場合は、入口やレジに必須情報を絞り、QRコードから言語別ページへ案内します。
Webページは言語別URLを用意する
英語ページを作るなら、日本語ページ内の表示だけを自動で切り替えるより、/en/など言語別のURLを用意すると共有しやすくなります。Googleも言語ごとに異なるURLを推奨し、hreflangで対応関係を伝える方法を案内しています。
自動翻訳だけに頼る場合も、日付、料金、予約条件など誤りの影響が大きい箇所は人が確認します。
Googleマップと店頭情報を一致させる
Webサイトだけでなく、Googleビジネスプロフィールの営業時間、住所、電話、カテゴリ、写真を最新にします。大会期間だけ営業時間が変わるなら、通常情報を上書きしたまま戻し忘れないよう更新日を決めます。
入口写真、外観、最寄りの目印は言語に依存しにくく、初来店の不安を減らします。
接客用の一枚を用意する
よく聞かれる質問と回答を、英語とやさしい日本語で一枚にします。スタッフ全員が流暢に話せなくても、指差しで支払い、待ち時間、売り切れ、アレルギー確認を案内できます。
翻訳アプリを使う端末、通信障害時の対応、緊急時の連絡先も事前に確認します。
まとめ
大会前の多言語対応は、外国語ページの量ではなく、来店判断に必要な情報が正確で更新されているかが重要です。英語を基本に、短い文章、写真、ピクトグラム、Googleマップ、店頭案内をつなげます。