GoogleのSearchプロフィールのバッジは焦って付けなくてもいい

Webサイトとプロフィールをつなぐシンプルなイメージ

Googleは2026年9月、Webサイトへ「Searchプロフィール」のバッジを追加する方法を公開しました。Searchプロフィールは、Webサイトだけでなく、YouTube、Instagram、TikTok、X、FacebookなどのコンテンツをGoogle上でまとめて見せる仕組みです。

新しいバッジだからといって、すべての企業サイトへ急いで設置する必要はありません。まず、自社にプロフィールがあり、継続して発信している内容とWebサイトの役割がつながっているかを確認することが先です。

Searchプロフィールで何が変わるのか

Googleの説明では、ユーザーがSearchプロフィールをフォローすると、そのプロフィールに紐づいたWebサイトやSNSのコンテンツがGoogle Discoverで表示されやすくなるとされています。

企業にとっては、公式サイトと複数のSNSを一つの発信元として見てもらう導線になります。ただし、Google検索の順位を直接上げるためのSEOパーツとして説明されているわけではありません。

「バッジを付ければ検索順位が上がる」と断定して設置するのは避けるべきです。

設置を検討しやすい企業

  • 自社ブログやニュースを定期更新している
  • YouTubeやInstagramでも継続的に発信している
  • 代表者、専門家、クリエイターとしての発信がある
  • 複数媒体の公式アカウントを分かりやすくまとめたい
  • Google Discoverから継続的に情報を届けたい

反対に、SNSが何年も止まっている企業や、担当者個人のアカウントと会社情報が混在している場合は、先に発信元を整理したほうがよいでしょう。

Googleビジネスプロフィールとは別のもの

名称が似ていますが、店舗情報を管理するGoogleビジネスプロフィールとは役割が異なります。

Googleビジネスプロフィールは、所在地、営業時間、電話番号、口コミなど、店舗や事業所の情報を扱います。Searchプロフィールは、WebやSNSで公開しているコンテンツをまとめる発信者プロフィールです。

店舗だからどちらか一方でよいのではなく、店舗情報と情報発信を別々に整えると考えるほうが分かりやすいです。

バッジを置く場所

Googleは、プロフィールURLへのリンクと公式バッジ画像を使う方法を案内しています。企業サイトであれば、フッター、会社情報、運営者紹介、記事の著者欄などが候補です。

ファーストビューや問い合わせボタンの近くに大きく置くより、SNSリンクと同じ位置に控えめに置くほうが自然です。外部サービスへのリンクなので、問い合わせや資料請求より強く見せる必要はありません。

アクセシビリティも確認する

Googleは、Web上のタップ領域を44×44ピクセル以上にすることや、公式の色・形を変形しないことなどを案内しています。

画像だけを置く場合も、リンクの目的が分かる代替テキストを設定します。小さなロゴを並べすぎるとスマートフォンで押しにくくなるため、フッター全体の余白も含めて確認します。

設置前のチェック項目

  • 自社または発信者のSearchプロフィールを取得・確認できているか
  • Webサイトと各SNSの名称やロゴが一致しているか
  • 更新を続ける媒体だけが紐づいているか
  • バッジのリンク先が正しいか
  • スマートフォンで押しやすいか
  • 設置後にアクセス計測できるか

新しい機能は、付けること自体が目的になりがちです。Searchプロフィールのバッジは、複数媒体で続けている情報発信をまとめて見せるための導線として判断するのがよいでしょう。

参考情報